オーケストラについてとても熱心に取り組んでいらっしゃるようにお見受けしました。
「トランペットの活用法」と言えば、重要なメロディ、カウンター、
キメ等のアクセント、重要なリフ等が真っ先に頭に浮かぶと思います。
確かに、メロディ主体の楽曲でトランペットを伴奏に使う場合は、
メロディを邪魔しないような配慮が必要になるでしょう。
基本的に、現在お持ちの印象で方向性は良いと思います。
とは言え、楽曲やオーケストレーションによるとは思いますが、派手な伴奏としてのコード連打、
金管アンサンブル(ファンファーレ等)やトゥッティ時の煌びやかな高域などで、
是非とも積極的に活躍させてみて欲しいと思います。
ちょっと渋く、効果的な活用法としては、敢えてpやmpでの「柔らかい音色」
による和音の連打、持続音等を伴奏に使う方法などもあると思います。
任意の木管(フルート等)とのユニゾンで使っても良いですし、単独も有りです。
オーケストラアレンジでは、次々と登場するパートを入れ替えて、
響きの色を変えて行く事が大事な要素の1つとなりますが、
前後でクラリネットやバスーン、ホルンなどの柔らかい音のパートが使われていたり、
それらが重要な旋律を担当している時などに、
伴奏パートとしてトランペットの「柔らかいサウンド」を活用する事はとても効果的だと思います。
是非試してみて欲しいと思います。
Q オーケストラでのトランペットの使い方について
たじま人
(たじま人)
2017.09.10 作曲・編曲 ★0.0
私は独学でオーケストレーションを本やWEB記事等を見て学んでおり、知人のゲーム制作サークルなどに曲を提供しています。
様々なジャンルが求められるのですが、オーケストラ曲の依頼も多く、満足してもらってはいるのですが、制作中、いつも迷うと言いますか、自信をもって使いえない楽器がトランペットです。
トランペットはメロディ(またはカウンター)を演奏する時以外は
使用する機会が非常に少なく、もったいないと思いながら、
作品作りをしています。
理由を分析してみると、
金管楽器が伴奏になる場合、
チューバ(ベース)、トロンボーン、ホルンで事足りてしまい、
そこにトランペットを入れると、
さらに上の音域を演奏するため、メロディの音域に
被って邪魔になる。そのため高い音域を強調するコードバッキングの時以外は使えない印象があります。
このような印象はやはり間違っていますでしょうか?
何かトランペット、また金管楽器の伴奏において勘違いをしているような気もしているのですが、アドバイス頂ければと思います。