Q ベースが目立つミキシングがしたい!
たじま人
(たじま人)
2017.12.07 ミキシング ★0.0
モニタースピーカー(私はNS-10Mを使用しています)でミキシングをしている際は、
音量や存在感として十分なベースパートが、
テレビのスピーカーで聞くと、
ほとんど存在感がなくなってしまいます。
フレーズによっては、ほとんど聞こえない時もあります。
一方でテレビスピーカーやPCモニタなどに付いている
小さいスピーカーで、ある程度聞こえるようにベースを調整すると(主にEQやコンプでの処理です)、
今度はモニタースピーカーでのベースが目立ちすぎる悪循環に陥っております。
プロのベーシストの方も「テレビのスピーカーだとベースの存在感が、かなり小さくなる」
というインタビューを聞いて事があるので、
ある程度仕方がないとは思いますが、コンシューマーゲームや
スマホゲームなどでもベースの入ったアレンジはありますので、
どんな環境でも最低限ベースの存在感は
必要だと思います。
また、市販されている楽曲のように、プロの方がやったミックスだと、
テレビのスピーカーでもベースが聞こえているのを聞くと、
「やはりプロの人のミックスは違うな‥」と感じます。
モニタースピーカーで、満足なベースの存在感(存在感や音量が大きすぎない)で、
かつテレビ等のスピーカーでも最低限、存在感を出すためには、
何を心がければよいでしょうか?
2017.12.07
たじま人さん
ご質問有り難うございます。
リズム隊(ドラム、ベース)の音、バランスはおっしゃる通りとても大事な所で、
音楽そのモノの品質にも、かなり影響するので、いつも時間を掛けて音作りしています。
僕の印象だと埋もれてしまっている人が多いように思います。
たじま人さんが、これに該当するか否かは分かりませんが、
ボリュームの大小ではなく「音作り」の問題かな?と察します。
音作りの段階で失敗していると(ちゃんと音が作れていないと)
フェーダー上げても聴こえない(存在が薄い)訳です。
とりあえず自分のやり方で一通り全パートのバランスを取って、
この段階で良いバランスで聴こえていれば問題ないのですが、
ご質問のたじま人さんの様な状況になっている場合、
おそらく何らかのパートと干渉していてマスキングされて
埋もれていると思います。
人によって構築していく手順、段取りは違うと思いますが、
僕の場合、干渉しているトラックを選別するために、
ドラムから始め、ベースを加えて、ギター ピアノなどを乗せていって、
ベースが埋もれる(最も干渉している)トラックがあると思うので、
そのトラックの音作りを見直します。
(ベースに干渉していると、キックにも干渉している可能性があるので、
その辺も丁寧に見直します)
これを繰り返す事で、スッキリとして聴きやすいバランスの
ミックスに近づくと思いますので、お試し下さい。
最後に、、、
ミックスで音圧が上がっている状態だと、
聴こえない(存在感がない)からといって、
フェーダーを上げていくのは限界がありますので、
音作りを見直してフレーズが見える様にしていく事で、
トータルのコンプ、リミッターで潰れ過ぎないミックスになるかと思います。
下の帯域の処理は本当にモニター環境にも大きく依存しますし、
適切な処理が難しい所なので、僕もいつも苦労しています。
スッキリと心地よいミックスになる様に頑張って下さい!
ご質問有り難うございます。
リズム隊(ドラム、ベース)の音、バランスはおっしゃる通りとても大事な所で、
音楽そのモノの品質にも、かなり影響するので、いつも時間を掛けて音作りしています。
僕の印象だと埋もれてしまっている人が多いように思います。
たじま人さんが、これに該当するか否かは分かりませんが、
ボリュームの大小ではなく「音作り」の問題かな?と察します。
音作りの段階で失敗していると(ちゃんと音が作れていないと)
フェーダー上げても聴こえない(存在が薄い)訳です。
とりあえず自分のやり方で一通り全パートのバランスを取って、
この段階で良いバランスで聴こえていれば問題ないのですが、
ご質問のたじま人さんの様な状況になっている場合、
おそらく何らかのパートと干渉していてマスキングされて
埋もれていると思います。
人によって構築していく手順、段取りは違うと思いますが、
僕の場合、干渉しているトラックを選別するために、
ドラムから始め、ベースを加えて、ギター ピアノなどを乗せていって、
ベースが埋もれる(最も干渉している)トラックがあると思うので、
そのトラックの音作りを見直します。
(ベースに干渉していると、キックにも干渉している可能性があるので、
その辺も丁寧に見直します)
これを繰り返す事で、スッキリとして聴きやすいバランスの
ミックスに近づくと思いますので、お試し下さい。
最後に、、、
ミックスで音圧が上がっている状態だと、
聴こえない(存在感がない)からといって、
フェーダーを上げていくのは限界がありますので、
音作りを見直してフレーズが見える様にしていく事で、
トータルのコンプ、リミッターで潰れ過ぎないミックスになるかと思います。
下の帯域の処理は本当にモニター環境にも大きく依存しますし、
適切な処理が難しい所なので、僕もいつも苦労しています。
スッキリと心地よいミックスになる様に頑張って下さい!