こんにちは。
質問、ありがとうございます。
メロディ以外に、コード、楽器のフレーズは非常に重要で、
基本的には、アレンジの領域という捉え方ですが、
音色もアレンジをするうえで、どういう音色を選ぶかは、非常に重要です。
確かに、そういった理論やマニュアルはあまりないですね。
言われるように、個人の好みによって違っています。
明確なOKやNGはないと思います。
もちろん、音色のリリーズが伸び過ぎて、次のコードに
ぶつかって、聴感上、不協に聞こえるのは、よくないですね。
例えば、ストリングスの駆け上がりなどは、アタックが強くて、
リリースが短い、アルコ的なストリングスを使う、などはありますね。
音色選びは、センスが問われます。
音色を選ぶ場合、大きく分けて、2つパターンがあると思います。
◉一般的な定番の音色
たとえば、ピアノ、エレピ、、ベース、ドラム(キック、スネア、ハット、シンバル、タム等)、
ストリングス系、ブラス、オルガン、クラビ、
それ以外にも、打ち込みのディストーションギターやアコギ等、ですね。
この音色は生楽器として、存在する音色なので、選択肢は限られますね。
僕の場合は、ピアノだと、Kontaktの “ NEW YORK ” という固めでクリアなピアノ、
ベースならTRILIANの “ Studio Bass All-Full Range ” という風に大体決めています。
あとはコンプ、EQ、リバーブ等も大体決めておいて、あとは曲によって変えていきます。
◉シンセリード、パッド、エフェクト系、シーケンス的なシンセ音。
ループドラムなど。
このあたりはたくさんあるので、一概に言えないですね。
特にセンスが問われます。
◯気をつける事は、フレーズに合った音色選びですね。
その判断もセンスによりますが、やはり既存の曲を聴いて、
こういったフレーズの時はこのデジデジのシンセ音を使っている、
と真似から入るのがいいですね。
◯>音色を選ぶだけで時間が掛かるので、少しでも短縮出来れば良いなと思いまして
確かにそうですね。
僕も短縮している方法として、上記の2パターンの音色を、最初にある程度、決めて、
シーケンサーのテンプレートを作っておきます。初期設定ということで、
自分が作る曲の大体よく使う音色(音源)をすでにシーケンサーに配置したものですね。
あとは、日頃から、自分の好きな音色はチェックしておいて、
すぐ使えるようにしておくのがいいですね。
ただ、僕の経験から、音色を選ぶ時間も非常に大事なアレンジの時間で、
迷ったり、悩んだりする事で、音色や音に対して、感覚が研ぎすまされていくので、
そこも含めてアレンジと考えて、楽しんで頂ければ、いいかな、と思います。