オーケストレーション講座3〜音色の組み合わせ・その3〜


オーケストレーション講座 第3回
〜音色の組み合わせ3〜課題つき!


講師:小谷野謙一




★オーケストレーションの可能性3★

今回もメロディを担当するパートを、
複数の楽器を組み合わせる事で、
単一の楽器では得られない魅了をご紹介します、

第1、2回では、ストリングスとの組み合わせを取り上げましたが、
今回は木管楽器の組み合わせについて取り上げます。


木管楽器の組み合わせ

オーケストラでの木管楽器は、
一般的にフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット(バスーン)の、
4つに大別されます。

いずれも、個性的な音色を持っているのが特徴で、
メロディパートとして頻繁に活躍します。

それらの効果的で魅力的な組み合わせを、
幾つか紹介したいと思います。

今回、下記のサンプル音源で用意したのは、
フルート+オーボエ」の効果です。



効果が分かりやすいように、
2小節のメロディを2回繰り返して、

1回目のメロディはフルートのみの演奏。
2回目のメロディはフルート+オーボエで演奏しています。

 

いかがでしょう?

オーボエが加わってことで、
メロディは、色彩が増して華やかな響きになったと思います。​

このように木管楽器は4つの楽器の組み合わせによって、
様々な音色作りが楽しめます。

「オーボエのトリル」のような、
アクの強いサウンドは注意が必要ですが、
そのようなものを除けば、
組み合わせにあまり神経質になる必要はありません。


★その他のオススメの組み合わせ★

・オーボエ+クラリネット
デリケートで叙情的なオーボエに、
クラリネットの暖かみが加わり、
繊細ながら暖かい音色が得られます。

・フルート+ファゴット(バスーン)

フルートのクリアなサウンドを、
ファゴットのまろやかさが支えるような、
魅力的なサウンドです。

フルートとファゴットは、
得意とする音域に違いがありますが、
特に両者が2オクターブ離れた所でのユニゾンは、
非常にに美しい音色になる事で有名です。


★今回の課題★

上記の講座を踏まえ、
メロディに「木管楽器同士」を加えてみて、
音源を作ってみましょう。

楽曲全てのメロディに楽器を組み合わせる必要はありません。
楽曲の一部、「ここで音色を組み合わせてみたい」と思った所で
構いません。

楽曲を提出される際は、
どこの箇所(例:何分何秒〜何分何秒)で、
ヴァイオリンと何の楽器を組み合わせたのかを、
記入欄に記載の上、投稿ください。


楽曲の長さは通常の投稿(Q&A)と同じく、
90秒まで(プラチナプランに加入の方は3分まで)となります。
90秒を超える楽曲を投稿される場合は、
視聴範囲も指定をお願い致します。


投稿の際は通常の質問欄から投稿下さい。

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