プロ直伝!作詞講座21〜オーダーに合う作詞《応用編1》〜
プロ直伝!作詞講座 第21回
”オーダーにあう作詞の構成《応用編1》”
(課題があります。講師が添削とアドバイスをします!)
講師:高瀬愛虹
前回は、オーダーに合う作詞をするために、
ポジティブな表現とネガティブな表現を意識することを
お伝えしました。
今回は応用編ということで、
1つの歌詞の中でポジティブとネガティブが求められる前回よりも、
複雑なオーダーの歌詞の書き方について、
より実践的な課題を通してレクチャーしていきます。
★まずは課題から★
今回の課題は、
「つらいこともあるけど、頑張ろう!」と、
元気をもらえる応援ソングを作詞しましょう。
まず、考え方として、
・「つらいこともあるけど」=ネガティブ
・頑張ろうと元気を貰える応援ソング=ポジティブ
ということで、
オーダーの中にネガティブな表現と、
ポジティブな表現の両面が必要であることに、
着眼点を置きましょう。
そして、
ネガティブな表現は、
ポジティブな表現へ向かうためのものであり、
最後にはポジティブな表現で終わって、
ポジティブな気持ちにさせることがベストである、
ということが想像できます。
次に、この考え方を軸として、
Aメロ→Bメロ→サビという、
曲の1番の中でどんな構成にするか、
歌詞を書き出す前にイメージしてみましょう。
★Aメロ★
Aメロに関しては、
絶対にこうした方が良いというのはありませんが、
Aメロの歌い出しが「ネガティブ」か、
「ネガティブ→ポジティブ」な表現にすると、
Aメロ以降がポジティブに持っていきやすいですし、
Aメロ以降のポジティブな表現が際立って感じます。
また、つらい(ネガティブ)→元気(ポジティブ)という、
オーダーに合った作詞ができている印象も強くなります。
つらい状況に置かれているシチュエーションを、
提示するようなフレーズを、
Aメロで描いておくこともオススメです。
★Bメロ★
Bメロの一番最後に向かうフレーズは、
「ネガティブ→ポジティブ」か、
「ポジティブ」にするのがベストでしょう。
そうすることでサビが活きて聴こえます。
ここで完全に前向きな気持ちになれている状態か、
何か明るい兆しのようなものが見えていないと、
全体としてネガティブな印象になってしまいます。
つらいこともあったけど、
「どうして頑張ろうと気持ちに向かうのか?」
というきっかけが書いてあると分かりやすいですね。
★サビ★
サビはポジティブな表現が多用されている方が、
この歌詞が応援ソングであり、
オーダーに合った歌詞が書けているような印象を持ってもらえます。
もしネガティブな表現が出てきても、
「ミスしちゃっても大丈夫」というように、
「ネガティブ→ポジティブ」な表現にして、
サビはAメロやBメロよりも、
1番ポジティブな印象になるようにしましょう。
そして、サビの1番最後のフレーズは必ず、
「ネガティブ→ポジティブ」か、
「ポジティブ」で終わるようにしましょう。
「やっぱり自分には無理だったんだ‥」
のようなネガティブな表現で終わらせたら、
全て台無しになりますので、注意しましょう。
如何でしょう?イメージできましたでしょうか?
それでは、今回伝授したことを活かして、
↓の課題曲の作詞をしてみましょう。
”オーダーにあう作詞の構成《応用編1》”
(課題があります。講師が添削とアドバイスをします!)
講師:高瀬愛虹
前回は、オーダーに合う作詞をするために、
ポジティブな表現とネガティブな表現を意識することを
お伝えしました。
今回は応用編ということで、
1つの歌詞の中でポジティブとネガティブが求められる前回よりも、
複雑なオーダーの歌詞の書き方について、
より実践的な課題を通してレクチャーしていきます。
★まずは課題から★
今回の課題は、
「つらいこともあるけど、頑張ろう!」と、
元気をもらえる応援ソングを作詞しましょう。
まず、考え方として、
・「つらいこともあるけど」=ネガティブ
・頑張ろうと元気を貰える応援ソング=ポジティブ
ということで、
オーダーの中にネガティブな表現と、
ポジティブな表現の両面が必要であることに、
着眼点を置きましょう。
そして、
ネガティブな表現は、
ポジティブな表現へ向かうためのものであり、
最後にはポジティブな表現で終わって、
ポジティブな気持ちにさせることがベストである、
ということが想像できます。
次に、この考え方を軸として、
Aメロ→Bメロ→サビという、
曲の1番の中でどんな構成にするか、
歌詞を書き出す前にイメージしてみましょう。
★Aメロ★
Aメロに関しては、
絶対にこうした方が良いというのはありませんが、
Aメロの歌い出しが「ネガティブ」か、
「ネガティブ→ポジティブ」な表現にすると、
Aメロ以降がポジティブに持っていきやすいですし、
Aメロ以降のポジティブな表現が際立って感じます。
また、つらい(ネガティブ)→元気(ポジティブ)という、
オーダーに合った作詞ができている印象も強くなります。
つらい状況に置かれているシチュエーションを、
提示するようなフレーズを、
Aメロで描いておくこともオススメです。
★Bメロ★
Bメロの一番最後に向かうフレーズは、
「ネガティブ→ポジティブ」か、
「ポジティブ」にするのがベストでしょう。
そうすることでサビが活きて聴こえます。
ここで完全に前向きな気持ちになれている状態か、
何か明るい兆しのようなものが見えていないと、
全体としてネガティブな印象になってしまいます。
つらいこともあったけど、
「どうして頑張ろうと気持ちに向かうのか?」
というきっかけが書いてあると分かりやすいですね。
★サビ★
サビはポジティブな表現が多用されている方が、
この歌詞が応援ソングであり、
オーダーに合った歌詞が書けているような印象を持ってもらえます。
もしネガティブな表現が出てきても、
「ミスしちゃっても大丈夫」というように、
「ネガティブ→ポジティブ」な表現にして、
サビはAメロやBメロよりも、
1番ポジティブな印象になるようにしましょう。
そして、サビの1番最後のフレーズは必ず、
「ネガティブ→ポジティブ」か、
「ポジティブ」で終わるようにしましょう。
「やっぱり自分には無理だったんだ‥」
のようなネガティブな表現で終わらせたら、
全て台無しになりますので、注意しましょう。
如何でしょう?イメージできましたでしょうか?
それでは、今回伝授したことを活かして、
↓の課題曲の作詞をしてみましょう。
※課題曲の著作権は全てマスタードに帰属します。
課題提出の目的以外での楽曲の無断転用を禁じます。
次回は応用編〜その2〜になります。
お楽しみに!
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