プロ直伝!作詞講座23〜漢字?カタカナ?ひらがな?〜
プロ直伝!作詞講座 第23回
”漢字?カタカナ?ひらがな?
〜見た目から来る印象を意識する〜”
(課題があります。講師が添削とアドバイスをします!)
講師:高瀬愛虹
歌詞を書くときに、見た目も意識していますか?
例えば、「大好き」「大スキ」「だいすき」というように、
全く同じ言葉でも、「大好き」よりは、
「大スキ」の方が可愛らしい印象を受けて、
「大スキ」「だいすき」ではどちらも可愛らしい印象ですが、
「だいすき」が一番あどけない印象を受けませんか?
今回は、漢字、カタカナ、ひらがな等、
表記のセレクトから来る、
歌詞の見た目についてレクチャーします。
★比べてみよう★
【例1】漢字が多いパターン
君のことが好き 明日に進め
届いて欲しい この気持ち
【例2】カタカナが多いパターン
キミのことがスキ 明日にススメ
届いてほしい このキモチ
【例3】ひらがなが多いパターン
きみのことがすき あしたにすすめ
届いてほしい このきもち
【例1】〜【例3】を比べると、
漢字が多い【例1】は、最も大人で真面目な印象。
カタカナが多い【例2】は、若くてくだけた印象。
ひらがなが多い【例3】は、ふわっと柔らかく可愛らしい印象。
ということが分かります。
逆に言うと、受け取ってほしいイメージに合わせて、
表記をセレクトすることもできるということです。
★組み合わせてみよう★
【例4】
キミのことが好き 明日にススメ
届いてほしい このきもち
表記のセレクトは、
漢字だけ多くすなど偏る必要はありません。
【例4】のように組み合わせることで、
大人っぽくなりすぎたり、
子供っぽくなりすぎるなど極端な印象ではなく、
意図したほど良いバランスの印象にすることもできます。
★カタカナは目立つ★
【例1】〜【例4】を比べた時に、
カタカナが目立つと思いませんか?
カタカナは、目がいって印象に残りやすいので、
目的や目指す方向に合わせて、
カタカナの分量は意識した方が良いです。
★数字も目立つ★
【例5】ひらがな表記
ひとりよりふたりがいいよね
【例6】漢数字表記
一人より二人の方がいいよね
【例7】算用数字表記
1人より2人の方がいいよね
「ひとり」や「ふたり」も、
様々な表記の仕方があり、
それぞれ印象が変わります。
そして、算用数字が特に目立ちますよね。
その他にも数字の表記の仕方には、
1=壱、2=弐、3=参という、
大字(だいじ)という文字もあり、
古風な印象を与えることもできます。
★まとめ★
表記の仕方を工夫することなく、
いつも決まった表記になってしまっていた方も
いるかもしれません。
ちょっとしたことのように感じるかもしれませんが、
一文字ではなく歌詞全体ともなると、
表記仕方によって、歌詞の印象を180度変えることもできるので、
大切なテクニックのひとつです。
みなさんも是非工夫してみてください。
★課題★
漢字、カタカナ、ひらがなの表記に工夫して、
下記の音源に作詞をしてみましょう。
どんな印象の歌詞にするために、
どんな工夫をしたかも明記をしてください。
”漢字?カタカナ?ひらがな?
〜見た目から来る印象を意識する〜”
(課題があります。講師が添削とアドバイスをします!)
講師:高瀬愛虹
歌詞を書くときに、見た目も意識していますか?
例えば、「大好き」「大スキ」「だいすき」というように、
全く同じ言葉でも、「大好き」よりは、
「大スキ」の方が可愛らしい印象を受けて、
「大スキ」「だいすき」ではどちらも可愛らしい印象ですが、
「だいすき」が一番あどけない印象を受けませんか?
今回は、漢字、カタカナ、ひらがな等、
表記のセレクトから来る、
歌詞の見た目についてレクチャーします。
★比べてみよう★
【例1】漢字が多いパターン
君のことが好き 明日に進め
届いて欲しい この気持ち
【例2】カタカナが多いパターン
キミのことがスキ 明日にススメ
届いてほしい このキモチ
【例3】ひらがなが多いパターン
きみのことがすき あしたにすすめ
届いてほしい このきもち
【例1】〜【例3】を比べると、
漢字が多い【例1】は、最も大人で真面目な印象。
カタカナが多い【例2】は、若くてくだけた印象。
ひらがなが多い【例3】は、ふわっと柔らかく可愛らしい印象。
ということが分かります。
逆に言うと、受け取ってほしいイメージに合わせて、
表記をセレクトすることもできるということです。
★組み合わせてみよう★
【例4】
キミのことが好き 明日にススメ
届いてほしい このきもち
表記のセレクトは、
漢字だけ多くすなど偏る必要はありません。
【例4】のように組み合わせることで、
大人っぽくなりすぎたり、
子供っぽくなりすぎるなど極端な印象ではなく、
意図したほど良いバランスの印象にすることもできます。
★カタカナは目立つ★
【例1】〜【例4】を比べた時に、
カタカナが目立つと思いませんか?
カタカナは、目がいって印象に残りやすいので、
目的や目指す方向に合わせて、
カタカナの分量は意識した方が良いです。
★数字も目立つ★
【例5】ひらがな表記
ひとりよりふたりがいいよね
【例6】漢数字表記
一人より二人の方がいいよね
【例7】算用数字表記
1人より2人の方がいいよね
「ひとり」や「ふたり」も、
様々な表記の仕方があり、
それぞれ印象が変わります。
そして、算用数字が特に目立ちますよね。
その他にも数字の表記の仕方には、
1=壱、2=弐、3=参という、
大字(だいじ)という文字もあり、
古風な印象を与えることもできます。
★まとめ★
表記の仕方を工夫することなく、
いつも決まった表記になってしまっていた方も
いるかもしれません。
ちょっとしたことのように感じるかもしれませんが、
一文字ではなく歌詞全体ともなると、
表記仕方によって、歌詞の印象を180度変えることもできるので、
大切なテクニックのひとつです。
みなさんも是非工夫してみてください。
★課題★
漢字、カタカナ、ひらがなの表記に工夫して、
下記の音源に作詞をしてみましょう。
どんな印象の歌詞にするために、
どんな工夫をしたかも明記をしてください。
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課題提出の目的以外での楽曲の無断転用を禁じます。
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