作詞講座24〜メロディのくり返しを活かすテクニック〜
新プロ直伝!作詞講座 第24回
”メロディくり返しを活かすテクニック”
(課題があります。講師が添削とアドバイスをします!)
講師:高瀬愛虹
まずは下にある音源動画を聴いてみましょう。
サビの冒頭(音源の33秒あたりから)は、
5音→5音と同じメロディがくり返されています。
楽曲にはこのように、
同じか、または似たようなメロディがくり返すことが多いですよね。
今回はこのくり返しを活かした、
ワンランク上の作詞テクニックをご紹介します。
”メロディくり返しを活かすテクニック”
(課題があります。講師が添削とアドバイスをします!)
講師:高瀬愛虹
メロディのくり返しとは?
まずは下にある音源動画を聴いてみましょう。
サビの冒頭(音源の33秒あたりから)は、
5音→5音と同じメロディがくり返されています。
楽曲にはこのように、
同じか、または似たようなメロディがくり返すことが多いですよね。
今回はこのくり返しを活かした、
ワンランク上の作詞テクニックをご紹介します。
歌詞の先頭を揃えてくり返す
例1:好きなのに 好きだから 伝えられなくて
例2:好きなのに どうしても 伝えられなくて
例1と例2をそれぞれ、先ほどの音源に乗せて聞いてみて下さい。
例3:いつまでも どこまでも 走り続けたい
例4:いつまでも 夢の中 走り続けたい
例3と例4の歌詞も、
それぞれ音源動画に乗せながら聴いてみて下さい。
例3は、
いつま「でも」どこま「でも」というように、
最後の「でも」を揃えて、
韻を踏むように、繰り返しの印象を強く与えています。
例4は言わずもがな、
特に韻を踏むような形は取っていません。
【例1&例3】と【例2&例4】を比べた場合、
【例1&例3】の方が歌詞を見た時に、
整理されてまとまっているように感じますよね?
見た目だけでなく、耳で聞いたときの印象としても、
メロディと言葉が記憶に残りやすく聴き心地も良くなります。
もちろん【例2&例4】が決して間違いではありません。
たくさんの楽曲が溢れている中で、
より記憶に残り、名曲を生むための一つのテクニックとして、
覚えてみて下さい。
課題曲に合わせて作詞をしましょう。
今回の課題曲は冒頭の音源動画になります。
・サビ頭は例1や例3のように、
繰り返しの印象を与えるフレーズにして下さい。
・サビ頭以外にも、メロディがくり返す箇所が複数があります。
そこを探して歌詞もくり返しの印象を与えるようにしましょう。
・どの部分を繰り返したのか、作詞以外に明記するようお願いします。
例1は先頭の”好き”で揃えていて、
歌詞からも、繰り返しの印象を強く与えているのが分かりますね。一方で例2はくり返しのメロディに対して、
特に歌詞では繰り返しの印象を強調していません。
歌詞の最後を揃えてくり返す
例3:いつまでも どこまでも 走り続けたい
例4:いつまでも 夢の中 走り続けたい
例3と例4の歌詞も、
それぞれ音源動画に乗せながら聴いてみて下さい。
例3は、
いつま「でも」どこま「でも」というように、
最後の「でも」を揃えて、
韻を踏むように、繰り返しの印象を強く与えています。
例4は言わずもがな、
特に韻を踏むような形は取っていません。
歌詞も繰り返すことの効果
【例1&例3】と【例2&例4】を比べた場合、
【例1&例3】の方が歌詞を見た時に、
整理されてまとまっているように感じますよね?
見た目だけでなく、耳で聞いたときの印象としても、
メロディと言葉が記憶に残りやすく聴き心地も良くなります。
もちろん【例2&例4】が決して間違いではありません。
たくさんの楽曲が溢れている中で、
より記憶に残り、名曲を生むための一つのテクニックとして、
覚えてみて下さい。
今回の課題
課題曲に合わせて作詞をしましょう。
今回の課題曲は冒頭の音源動画になります。
・サビ頭は例1や例3のように、
繰り返しの印象を与えるフレーズにして下さい。
・サビ頭以外にも、メロディがくり返す箇所が複数があります。
そこを探して歌詞もくり返しの印象を与えるようにしましょう。
・どの部分を繰り返したのか、作詞以外に明記するようお願いします。
※音楽サプリの課題提出については、有料会員のみの受付となります。
※無料会員は課題提出・プロへの質問は出来ません。有料会員登録はこちらから