新作詞講座⑦〜5W1Hを使おう〜
プロが教える!新作詞講座 第7回
”5W1Hが歌詞にもたらす効果”
本講座は課題付きです。投稿頂けますと、講師から添削が受けられます。
講師:高瀬愛虹
5W1Hとは??
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、
Why(なぜ)、How(どのように)
文章を書くときや会話をするときに、
この6要素を意識することで、
明確に相手に情報を伝えることができます。
5W1H自体は既に知っている方もいるかと思いますが、
歌詞においてどんな効果があるかレクチャーします。
まず、歌詞は以下のように3種類に分けることができます。
①メッセージ
「何があってもこの手でキミを守りたい」というような意思、
決意、思ったり感じたこと。
「嬉しい」、「悲しい」といった心情。
これらは、What(何を)、How(どのように)に当たります。
②描写
「夜の海でキミと」「10年前の夏に白い砂浜でひとり」など。
これはWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)に
当たります。
③アクセサリーワード
「キラキラピカリン」「ヨイショ!どっこいしょ!」などの
言葉の内容としての意味をあまり持たないが、
インパクトの強いワード。
ネックレスやイヤリングを身につけるように目立つので、
アクセサリーワードが入ることで、
同じメッセージの歌詞でも全体のインパクトを強めることができます。
ついつい「メッセージ」ばかりの歌詞になっていませんか?
リリースされている楽曲で描画がない歌詞も確かにありますが、
難易度の高い歌詞になります。
「メッセージ」のみで構成する時は、
「内容に一貫性を与えること」や「インパクト」、「共感」を与える事で、
覚えやすく良い印象を与えられる歌詞が出来ます。
しかし同時に、全体としてのバランス感覚やワードの強さも求めれます。
作詞のお悩みあるあるとして、
「結局、何を言っているのか分からない歌詞になる」
「聴き終えた後に印象に残らない」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで意識すると良いのが、
5W1Hの中でも、
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)の
4要素です。
描写である、
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)が歌詞に書かれていることで、
「状況が分かりやすくなる」「覚えやすくなる」また、
「共通イメージを与えられる」
ということが出来るようになります。
例えば、「キミをこんな風に守りたい」「あんな風に守りたい」や、
「一緒にいれて嬉しい」というメッセージだけより、
「夜の海でキミと」という描画が入ることで、
状況が映像として想像でき、聴いている人にも共通のイメージを
与えることが出来ます出来ます。
また、聴こえた後にえい映像として印象に残りやすくなります。
映像的な印象というの印象というのは、
「メッセージ」よりも覚えてもらいやすいのです。
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)は、
イメージを膨らませることで立体的で深みのある歌詞を書くことができます。
Who(誰が)は、「私」「僕」「キミ」「あたな」というだけでなく、
性別、年齢、どんな服を着ているのか、
どんな性格なのか(泣き虫なのか?つよがりなのか?)、
どんなものが好きなのか好きなのか?をイメージしましょう。
4要素の最後の1つである
Why(なぜ)は、原因や理由です。
例えば、「キミを守りたい」というメッセージの場合、
「悲しそうに泣いているキミを見て」や
「幼いときに約束したから」、「10年後も一緒にいたいから」が、
Why=原因や理由になります。
これにより、「キミを守りたい」というメッセージに深みや説得、
想いの強さなどを表現して伝えることが出来るようになります。
伝えたいメッセージはあるけど、
他に何をどのように歌詞にすれば良いか分からない場合は、
5W1Hを意識して膨らませてみましょう。
例えば、「キミを守りたい」というメッセージの歌詞を書く場合、
AメロでWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)を意識して描写を書く。
BメロでWhy(なぜ)を意識して、キミを守りたい原因や理由を書くと、
メッセージに肉付きのある歌詞が書けます。
今回、レクチャーした内容は基礎的な歌詞の書き方になります。
これから歌詞を書き始める方や、たくさん歌詞を書いているが、
基礎を見直したい方にぜひおすすめですです。
AメロでWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)を意識し、
BメロでWhy(なぜ)を意識して原因や理由を書き、
サビでWhat(何を)、How(どうやって)を意識して、
メッセージや伝えたいことを書いてみましょう。
下記の音源メロディに合わせて、
構成はAメロ→Bメロ→サビの1コーラスで作詞をしてください。
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、
Why(なぜ)、How(どのように)
文章を書くときや会話をするときに、
この6要素を意識することで、
明確に相手に情報を伝えることができます。
5W1H自体は既に知っている方もいるかと思いますが、
歌詞においてどんな効果があるかレクチャーします。
歌詞は大きく3つに分けられる
まず、歌詞は以下のように3種類に分けることができます。
①メッセージ
「何があってもこの手でキミを守りたい」というような意思、
決意、思ったり感じたこと。
「嬉しい」、「悲しい」といった心情。
これらは、What(何を)、How(どのように)に当たります。
②描写
「夜の海でキミと」「10年前の夏に白い砂浜でひとり」など。
これはWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)に
当たります。
③アクセサリーワード
「キラキラピカリン」「ヨイショ!どっこいしょ!」などの
言葉の内容としての意味をあまり持たないが、
インパクトの強いワード。
ネックレスやイヤリングを身につけるように目立つので、
アクセサリーワードが入ることで、
同じメッセージの歌詞でも全体のインパクトを強めることができます。
メッセージだけだと、どうなる?
ついつい「メッセージ」ばかりの歌詞になっていませんか?
リリースされている楽曲で描画がない歌詞も確かにありますが、
難易度の高い歌詞になります。
「メッセージ」のみで構成する時は、
「内容に一貫性を与えること」や「インパクト」、「共感」を与える事で、
覚えやすく良い印象を与えられる歌詞が出来ます。
しかし同時に、全体としてのバランス感覚やワードの強さも求めれます。
作詞のお悩みあるあるとして、
「結局、何を言っているのか分からない歌詞になる」
「聴き終えた後に印象に残らない」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで意識すると良いのが、
5W1Hの中でも、
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)の
4要素です。
When・Where・Whoを意識する。
描写である、
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)が歌詞に書かれていることで、
「状況が分かりやすくなる」「覚えやすくなる」また、
「共通イメージを与えられる」
ということが出来るようになります。
例えば、「キミをこんな風に守りたい」「あんな風に守りたい」や、
「一緒にいれて嬉しい」というメッセージだけより、
「夜の海でキミと」という描画が入ることで、
状況が映像として想像でき、聴いている人にも共通のイメージを
与えることが出来ます出来ます。
また、聴こえた後にえい映像として印象に残りやすくなります。
映像的な印象というの印象というのは、
「メッセージ」よりも覚えてもらいやすいのです。
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)は、
イメージを膨らませることで立体的で深みのある歌詞を書くことができます。
Who(誰が)は、「私」「僕」「キミ」「あたな」というだけでなく、
性別、年齢、どんな服を着ているのか、
どんな性格なのか(泣き虫なのか?つよがりなのか?)、
どんなものが好きなのか好きなのか?をイメージしましょう。
Why(なぜ)を意識する
4要素の最後の1つである
Why(なぜ)は、原因や理由です。
例えば、「キミを守りたい」というメッセージの場合、
「悲しそうに泣いているキミを見て」や
「幼いときに約束したから」、「10年後も一緒にいたいから」が、
Why=原因や理由になります。
これにより、「キミを守りたい」というメッセージに深みや説得、
想いの強さなどを表現して伝えることが出来るようになります。
迷ったときは・・・
伝えたいメッセージはあるけど、
他に何をどのように歌詞にすれば良いか分からない場合は、
5W1Hを意識して膨らませてみましょう。
例えば、「キミを守りたい」というメッセージの歌詞を書く場合、
AメロでWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)を意識して描写を書く。
BメロでWhy(なぜ)を意識して、キミを守りたい原因や理由を書くと、
メッセージに肉付きのある歌詞が書けます。
今回、レクチャーした内容は基礎的な歌詞の書き方になります。
これから歌詞を書き始める方や、たくさん歌詞を書いているが、
基礎を見直したい方にぜひおすすめですです。
今回の課題
AメロでWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)を意識し、
BメロでWhy(なぜ)を意識して原因や理由を書き、
サビでWhat(何を)、How(どうやって)を意識して、
メッセージや伝えたいことを書いてみましょう。
下記の音源メロディに合わせて、
構成はAメロ→Bメロ→サビの1コーラスで作詞をしてください。
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